



トピックス
・1月 米総合購買担当者指数(PMI)速報値
46.6と前月からは1.6ポイント上昇した。景気低迷が続くと判断。ただし2022年5月以降で初めての上昇で、やや戻しているとの見方もあり。
・グーグルを提訴
米司法省と8つの州はグーグルがデジタル広告で独占禁止法の疑いがあるとして提訴した。広告テクノロジーの分割を求めている。
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
2023年度の財務ガイダンスを発表。事前予想を上回る。株価は反応せず。
・スリーエム
利益減少。2500人の削減を発表。株価は約6%下落。
・マイクロソフト
市場閉会後に決算を発表。EPSは2.32ドルと事前予想の2.30ドルを上回る。
クラウド事業は引き続き成長減速。
人員削減、OpenAIへの投資は未来への積極的な行動と考えられる。

全体:
トータルとしてはほぼイーブンでした。
PMIが発表されましたが、引き続き景気懸念はあります。懸念の割には株価が落ちていないです。今年のS&P500は2割程度下がるとの見方もあります。いっそのこと大きく下がってくれたら買いやすくなるのですが、もう少し決算の状況も見守りましょう。

セクター別:
ヒートマップではまちまちですね。
ユーティリティ、素材が良かったです。
一方で通信などのハイテク関係はよくなかったですが、マイクロソフトの決算が予想より良かったです。明日はグーグル、アマゾンなども含めて期待できるのではないでしょうか。


・為替
PMI発表を受けて、金利安との判断からドル安圧力が強まる。
・原油
PMIが景気悪化をしめしたことから、需要減と見て下落。

原油の上昇要因はウクライナ情勢による供給懸念もあります。奇跡的な欧州暖冬でそのあたりが目立たなくなっていますが、警戒は解けません。
ゴールドは引き続きありがたいですね。私の持っている銘柄でいうとIAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)は昨年11月からずっと上がっています。