

トピックス
・アップル
中国でのコロナ拡大により生産への影響が懸念されて下落。時価総額は2兆ドルを割り込む
・テスラ
2022年販売台数が約40%増と、目標の50%増に届かず投資判断の引き下げが相次ぐ。大幅に下落。

年が明けましたが引き続きさえない動きです。世界の主要地域の景気動向はすべて楽観できないですね。
ヒートマップはエネルギー株、アップル、テスラが相場全体を押し下げていることがわかります。
エネルギー株は原油が大きく下げていることが影響しています。今後も景気や、コロナ、戦争の動向で原油の需給は大きく変動しそうです。それに連動してエネルギー株は変動がは激しくなりそうですね。
ヘルスケアも下げています。昨年からの厳しい投資環境で、すでにいわゆるディフェンシブ株への逃避が進んでいます。その結果ヘルスケアなどの株価は高めの水準になってしまっています。

中国のコロナ動向が引き続き大きく市場に影響を与えそうですね。私はこれだけ爆発的に広がれば、早く集団免疫を獲得するのではないかと思いましたがどうでしょうか。もし長引くようであれば需給としての影響だけでなく、政治リスクの懸念も出てきます。

・原油
中国で製造業PMI悪化により需要減の懸念。大幅に下落。
・国債
新年に合わせて機関投資家が持ち高調整を行い、上下に大きく動く。

長期投資としては引き続きFTXの動向には注目しています。普通の金融機関の破綻であればFRBは救済の方法はあると思います。リーマンなどで嫌というほど経験しています。
ただ仮想通貨の後始末となった場合、うまく機能するかはわかりません。銀行への飛び火を懸念する記事も出てきました。
Federal Reserve, top bank regulators flag 'significant' worries over crypto assets
The Federal Reserve, FDIC, and OCC issued a joint statement on Tuesday warning about the risks crypto poses to the banking system.