1/6(金)の米市場 平均時給が予想ほど伸びず。市場は株高で反応。

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トピックス

・米 12月雇用者数

 +22.3万人。予想+20万人より増。失業率:3.5%。予想の3.7%より低い。

 労働市場は引き続き堅調であることを示す。

・米 12月賃金

 民間部門の平均時給は、前年比で 4.6% 増加。予想の5%増より低い。

 労働市場軟化として市場は利下げ期待で株価上げる。

・12ISM非製造業PMI

 49.6と11月の56.5から低下した。節目の50を割り込み景気後退を示す。

全体:

賃金でやっと労働市場軟化のサインが出ました。

あとは雇用者数がどのように推移するかですね。ここが企業の人員削減発表とタイムラグがあると考えると、FOMCは金利を上げづらくなってきます。

 

セクター:

ヒートマップで見ると目に優しい緑が広がっています。

特に金利低下でハイテクが上昇して市場全体を引っ張りました。私は金利動向以外で注意すべき点が多いので、まだまだ強気にはなれませんが。

その他ではあえて言うと景気敏感銘柄の上昇幅が大きいです。これまでの重苦しいうごきからの反動ですね。

長期投資としては反応が必要なことはありません。年初一週目が上昇で終わったことを素直に喜びます。

今後の注目は中国のコロナの状況です。国内にフラストレーションがたまって予想外のことがおこらないことを祈るのみです。

・国債

 賃金の伸び低下を受けて、金融緩和期待から金利安。

・為替

 金利安からドル高

ゴールド

 金利安に対して相対的な魅力が増して上昇