10/18(火)のアメリカ市場 企業決算好調に引っ張られ株価上昇

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株式

DOW 3030,523.80+337.98+1.12%
S&P5003,719.98+42.03+1.14%
NASDAQ10,772.40+96.60+0.90%

ゴールドマンサックス 決算好調。CEOは来年景気後退に入る可能性高い。

ロッキード  決算で軍需部門が好調で株価急騰。

ネットフリックス 時間外で決算発表。新規会員7-9月は241万人増と予想より上回る。
投資家は決算情報を重視して上昇。

企業の決算は昨日はよかったですが、総じてはまちまちでしょうか。
英の状況も落ち着き、次回FRB利上げも0.75%上げで意見一致していますし、次の材料待ちの印象です。

国債

10年4.011-0.004-0.11%
2年4.4328-0.0230-0.52%
6:00現在

昨日の価格を前後し、方向感が決まらないも結果金利安で終わる。

金利安の楽観論が広がりつつあるようです。

コモディティ

原油(WTI)83.69-1.77-2.07%
1656.907.10-0.43%

原油 バイデン大統領が戦略備蓄分の放出を検討。

   景気減速懸念もあり下落。

バイデン大統領のOPECに対する報復でしょうか。

原油価格は落ち着きつつあるように感じていましたが。

為替

USD/JPY149.2500+0.2940+0.1974%
EUR/USD0.9858+0.0018+0.1819%

円はドルの利回り高に加え北朝鮮情勢も意識で対ドル安。32年ぶり円安水準。

ウクライナの戦線もよい話はないですが、ユーロが安定で円だけ安くなりましたね。
さあ150円が目の前に見えてきましたが再度の為替介入に動くでしょうか。

VIX30.50-0.87-2.77%

安心感が広がったのが反映しています。

ピックアップニュース

半導体のリードタイムが数年ぶりに大幅短縮 とのことです。
中国のロックダウンをはじめとした需要減でしたが、他の国にも広がっています。

自動車が車種によっては納期数年待ちとなっていましたが、いよいよ解消されるでしょうか。
解消されなければ、半導体にかわってウクライナや中国の問題によるサプライチェーンの混乱が露になるなるということでしょう。

半導体では設備投資はやや減で耐えている印象です。
ここが大崩れしなければ次回の景気回復の時にしっかりと生産増の対応ができるでしょう。

半導体リードタイム、数年ぶりの大幅短縮-供給不足緩和の兆し
半導体リードタイム(発注から納品までにかかる時間)は9月に4日間短くなり、数年ぶりの大幅な短縮となった。業界の供給不足が緩和されつつあることを示唆した。

ひとりごと

日々アナリストからの報告では株価回復論、景気復活論が大きくなっている気がします。
確かに金融機関も、新興国も大崩れしそうでぎりぎり耐えています。
あとは利下げがいつされるか という見方もできます。

ただ世界は戦争中で、ロシアは核をいつ撃つかわからない状況です。
アナリストは「よいことを言った方が、皆が投資するので証券業界が儲かる」とのバイアスもあります。
過度な楽観は禁物でしょう。

私は極端な悲観論でもありません。
個人資産としては半分くらいが株です。
様子見ですね。