10/19(水)のアメリカ市場 英のCPI上昇で金利上昇と判断し株価下落

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株式

DOW 3030,423.81-99.99-0.33%
S&P5003,956.16-24.82-0.67%
NASDAQ10,680.51-91.89-0.85%

ネットフリックス 新規加入者241万人増で株価は13.1%高い。

ユナイテッド航空 3Qの決算が予想より収益増で株価は5%高い。

米9月住宅着工指数 前年比8.1%減。

全体的には金利増を受けて下落。

好調な決算を発表する企業も多いですが、まだまだ油断できません。
景気に左右される業種はこれからまだ悪くなるでしょう。

国債

10年4.134+0.136+3.39%
2年4.5606+0.1240+2.79%
5:40現在

英 9月の消費者物価指数(CPI)前年比10.1%増。増加には通貨安も影響。

引き続き世界的に利上げ基調と判断。

少なくとも次回11月のFOMCで利上げを緩める理由はなさそうです。

コモディティ

原油(WTI)85.88+3.06+3.69%
1634.00-21.80-1.32%

原油 バイデン大統領は1500万バレルを備蓄から追加放出を検討。

欧州のロシアへの制裁が、供給減をもたらすとみて高い。

金 金利上昇を受けて下落。

原油はウクライナ戦争の激化で制裁もやめられないでしょうし、対応が難しいですね。
それにしても欧州でのドイツのリーダーシップのなさが目立ちます。

メルケル首相であれば、、、と思ってしまいます。

為替

USD/JPY149.8930+0.7060+0.4732%
EUR/USD0.9773-0.0087-0.8833%
5:40現在

円 日米の金利差拡大を受けて円安継続

円はぎりぎり150円を超えませんね。

為替介入が意識されているのでしょうか。
新興国の状況が厳しそうですし、不安定化に備えてすぐに使えるドルを残す必要もあるのでは。

VIX30.76+0.26+0.85%

ピックアップニュース

ASMLという半導体製造装置を作る企業が好調続きそうとのことです。

ASMLは世界で唯一の最高レベルの露光装置を作れる企業です。
ニコンやキヤノンがギブアップしている領域ですね。

レベルが高い製品は元々中国への輸出制限があり、その依存が低かったです。
よって直近の半導体規制強化は関係ないとの見解です。
なんという強さ。

半導体に限らず中国依存が低い企業は注目です。

ASML、10-12月売上高が予想上回る公算-半導体製造装置需要増で
欧州最大の半導体製造装置メーカー、オランダのASMLホールディングの10-12月(第4四半期)の売上高は、アナリスト予想を上回る公算が大きい。同社の先端半導体製造装置への需要が引き続き高まっている。

ひとりごと

中国が共産党大会で動けない間にアメリカが対中国の動きを進めているように見えます。
昨日も台湾との武器の共同生産の検討が明らかになったようです。

共産党大会が終わったら、中国は対抗策を打ってくるのでしょうか。
又は、GDPなどの発表を取りやめているようにその余裕がないのでしょうか。

国内で余裕がないからこそ対抗してくるというのが一番怖いです。
その場合政権維持のための対抗策ということになり、歯止めが利かなくなりそうです。