株式
DOW 30 | 32,861.80 | +828.52 | +2.59% |
S&P500 | 3,901.06 | +93.76 | +2.46% |
NASDAQ | 11,102.45 | +209.78 | +2.87% |

トピックス
・ハイテク株
アップルの決算に支えられて上昇。先日の決算を受けて下げていたマイクロソフト、アルファベットも今日は値上がり。
・米 9月個人消費支出(PCE)コア価格指数
インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比0.3%増。事前予想:0.2%増。堅調に推移
・米 9月中古住宅販売成約指数
10.2%低下。2年ぶりの急低下。ローン上昇を反映。足元では30年物ローンで7%を超える。
・ツイッター
イーロンマスク氏による買収完了を発表。

3Q決算
・アップル
売上高は8%増の901億ドル。市場予想の889億ドルを上回る。1株当たりの純利益は1.29ドル。市場予想は1.27ドル。iPhoneが予想を下回るが、PCが予想を大きく超える。
・インテル
売上高:153億ドル(予想:154億ドル)1株利益:0.59ドル(予想:0.33ドル)。経費節減策も受けて株価は上昇。

どのようなニュースも利上げ減速に結びつけているように見えます。
利上げを緩めてインフレが続いてしまったらFRBが非難されます。利上げ開始が遅れたとされるFRBがそれに耐えられるでしょうか。すでに景気停滞は宣言しているので、そちらは多少は耐えられる気がしますが。
次回FOMCが11/2,3、米10月のCPI発表は11/13です。

インテルは何の経費を削るかが注目です。研究開発費を削ったら、AMDやTSMCの背中が遠く成ります。設備投資を削ったら、装置メーカーの株価がさすがに崩れるかもしれません。
国債
10年 | 4.010 | +0.000 | -0.01% |
2年 | 4.4142 | +0.0078 | +0.18% |

利上げペースが減退との見方が弱まり若干高い。

大きくは動かずですね。
昨日の株価上昇は金利動向とは別で、決算によるものでした。
コモディティ
原油(WTI) | 88.38 | -0.70 | -0.79% |
金 | 1,648.30 | -17.30 | -1.04% |

原油 ドル上昇を受けて投資妙味が減る。

原油はサウジの協力次第でしょうか。サウジは原油高の利益よりも「他の何か」を取りに行った方がよいと思いますが。米も今なら大概の要求は聞くのでは。
為替
USD/JPY | 147.4200 | +1.1490 | +0.79% |
EUR/USD | 0.9966 | -0.0001 | -0.01% |

円 日銀は引き続き金融緩和を継続と発表。

日本は「世界のインフレが終わるのを待つ作戦」しかとれないでしょうか。
ただ、米以外の国と比べるとある程度円の価値は保たれているので、底力があるという見方もできます。それに甘えて長期の改革が遅れて絆創膏の補正予算に逃げるのでしょうが。
VIX | 25.75 | -1.64 | -5.59% |

VIXが下がるような安心できる材料がどこにあるのかわからないです。
ピックアップニュース
ウォーレンバフェットの持ち株であるアップル、コカ・コーラが急騰しました。
もちろんここしばらくの株安でバフェットの持ち株も値下がりしていますが、相対的にマシな株を見事に当てていることは間違いないようです。バフェット健在ですね。
普通の人とは分析も全く違うのでバフェットと同じことはできませんが、次のことはできます。
①バークシャーハザウェイの株を買うか、公開されているバークシャーハザウェイの持ち株を買う。
②手法はどうあれ市場がどのような時も冷静に、長期視点で考える。
①も一理あると思いますが、②がやはり大切なことでしょう。私も投資をする前はしっかり深呼吸をしたり、自分が慌てていないか問いかけるようにしています。冷静になれているかはわかりませんが、何もしないよりはかなりマシではないかと思っています。
ひとりごと
日本政府の独自の動きが目立ちます。イギリスが首相が倒れており、これから世界中で景気悪化に突入するかもしれないときに規模ありきで補正予算の議論が進んでいるようにも見えます。
ここにきても本質的な議論はできないのですね。
「解雇規制を緩めます」
「効率な行政、立法の仕組みにするためにの例外をなくします」
「子育て世代に重点的に援助します」
「頑張った人が報われるように、失敗した人が再チャレンジをしやすくします」
誰が見てもやらなければならないタイミングだと思います。