11/1(火)のアメリカ市場 FOMC待ちの様子見でトピックスへの反応薄い

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株式

DOW 3032,653.20-79.75-0.24%
S&P5003,856.10-15.88-0.41%
NASDAQ10,890.85-97.30-0.89%

トピックス

・米9月求人数

 1070万人。予想は1000万人。先月1028万人から予想外の増加。

・米 ISM製造業PMI指数

 50.2。予想の50.0よりも良かった。

・中国株

 アリババなど、中国でコロナ規制緩和との情報を受けて上昇。ただし情報の出どころは不明。

・ハイテク

 アップル、アマゾンなどは引き続き下げが厳しい。

3Q決算

・ウーバー 

 ・売上高:83.4億ドル(予想:81.0億ドル)・EPS(調整後):-0.61ドル(予想:-0.17ドル)。・ブッキング:291.2億ドル(予想:296.3億ドル)利益が厳しいものの、ブッキングの回復の確認で12%上昇

ファイザー

 コロナワクチンの売り上げ減も、その他の製品が好調で利益は利益を上回る。

・AMD

 売上高:55.7億ドル(予想:55.8億ドル)、・EPS(調整後):0.67ドル(予想:0.65ドル)。PC需要減と在庫調整で売り上げ悪化。

決算がまちまちで株価を一方的に導く材料にはなりませんでしたね。

それよりもFOMCの結果待ちの雰囲気が強いです。

後からしっかり分析したいですが、AMDも厳しい決算だったようです。半導体業界はよいニュースがないですね。

国債

10年4.046-0.031-0.76%
2年4.5488+0.0480+1.06%
6:00現在

FOMCの結果待ちで方向感がでず。

2年と10年で割れましたが、今日はあまり変化なしとの解釈です。

コモディティ

原油(WTI)88.45+1.92+2.22%
1,650.80+10.10+0.62%
6:00現在

原油 中国のコロナ政策緩和予測を受け上昇。

中国のコロナ政策緩和は憶測にあえて乗っている投資家もいるようです。しかし、本当に緩和であればもっと大きく動くでしょうし、神経戦が続いているようです。

金は今後金利を下げていけば、反転するかもしれません。金融政策次第ですね。

為替

USD/JPY148.2270-0.4870-0.33%
EUR/USD0.9876-0.0005-0.0536%
10:00現在

円 FOMCを控えてドルが下げる。

為替も今日はなんとも言えないですね。

VIX25.81-0.07-0.27%

VIXも大きな動きとはならずですね。FOMCの結果待ちです。

ピックアップニュース

さあ、今日は待ちに待ったFOMCの結果発表です。今まで企業決算を受けても株価全体の方向感はでませんでした。FOMCのメッセージ次第では大きく株価も変動することも考えられます。

ただし、長期投資家としてはそれをあまり重視してはいけません。今回のFOMCの決定金利やその後発表されるメッセージがどうであろうと、長期のアメリカの競争力や世界の動向に変化は与えません。より注視するべきは各社の決算の背後に大きな変動がないかです。他のニュースでアメリカの競争力に変化を与えないかです。

たとえ今日0.5%や1%の利上げとの結果が出て市場参加者が動揺していても、長期投資家はその騒ぎに乗ってはいけません。「なぜ株価が変動するか」という分析には非常に大切ですがそれ以上ではありません。

ひとりごと

日本の各社の決算が良いようですね。輸出が少ないので円安の恩恵が少ないことを言われていましたが、海外売り上げや資産の円評価で大きく数字に貢献しています。

しかしこれで安心するのが一番怖いです。良い決算は必要な改革のスピードを緩める可能性があるでしょう。

トヨタも過去最高の売り上げの決算でしたが、EV戦略を見直さざるを得なかったところです。世の中の変化は速いです。

国内株に投資できるかは決算数字の良し悪しでなく、行動を見ていきたいです。