株式
DOW 30 | 33,546.32 | -7.51 | -0.02% |
S&P500 | 3,946.56 | -12.23 | -0.31% |
NASDAQ | 11,144.96 | -38.70 | -0.35% |

トピックス
・ 米 10月住宅着工件数
142.5万戸。予想は141万戸。9月から4.2%減少した。前年比では8.8%減少した。
許可件数は152万6000戸で前月比2.4%減った。
・米 11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
-19.4と、予想 の-6.2を大きく下回る。
・ブラード セントルイス連銀総裁
さらなる政策金利の引き上げが必要。最終金利到達点は5.0%以上。
・英 財政改革発表
所得税の最高税率の対象を拡大。エネルギー企業への課税強化などで4兆円増税。エネルギー支援削減などで4.9兆円支出削減。

3Q決算
・メ―シーズ(百貨店)
8-10月売上れ減も利益改善。次期さらに改善予想を発表。
・コールズ(百貨店)
減収減益も予想を上回る。

ブラード総裁の発言に引っ張られて株価は下がりましたね。小売りの好決算、利上げ抑制を呼び込みそうな指標の悪化よりも強い影響力でした。
FED watchによると最高金利が5%に達すると想定しているのは、半分強のようですね。

国債
10年 | 3.768 | +0.074 | +1.99% |
2年 | 4.4499 | +0.0870 | +1.99% |

ブラード総裁の発言を受け、さらなる利上げを意識。

素直に反応しています。今はFRBの政策を縛ることは言わないでしょうから、どこまで真剣に聞くべきか微妙ですが。
コモディティ
原油(WTI) | 81.97 | -3.62 | -4.23% |
金 | 1,763.40 | -12.40 | -0.70% |

原油 中国でのコロナ感染拡大を受け、需要減が意識される。

中国のコロナで動いています。中国の統計や発表がどこまで信頼できるのか不明なので、非常に怪しい動きに見えます。
為替
USD/JPY | 140.1680 | +0.6600 | +0.4731% |
EUR/USD | 1.0367 | -0.0024 | -0.2338% |

米利上げを受けてドル高。
ユーロは暖冬を意識して経常収支が予想より良くなるとみられる。
VIX | 23.84 | -0.27 | -1.12% |

引き続きウクライナのミサイル状況がの落ち着きでしょうか。
ピックアップニュース
バークシャー副会長のチャーリー・マンガーは、仮想通貨の批判を強める
記事抜粋:
FTXの崩壊を受け「それは一部は詐欺であり、一部は妄想です」
元もと仮想通貨には強く否定的でした。過去にはこのような発言もありました。
『暗号資産は従来の株式と違って、事業利益の一部を請求する権利を保有に与えないため、そのバックグラウンドは空である』
『暗号資産の価値はその人気と希少性のみによるものしかなく、それだけでは投資する良い理由にはならない』
価値の背景と、ゼロサムゲームではないことが説明できないと認めてもらえないようです。バークシャーの根本的な投資方針である「優良企業を適正価格で買う」ということから外れています。投資の大物に言われると、しばらく仮想通貨への投資は厳しいかもしれません。
長期的には国家発行のデジタル通貨が民間発行の仮想通貨を代替していくようであれば、今ある仮想通貨の価値は厳しくなるかもしれません。
ひとりごと
ポーランドにミサイルが落ちて、原因を調査中です。
NATOはウクライナの迎撃ミサイルの可能性が高いとみています。一方でウクライナのゼレンスキー大統領は、自国のミサイルではないとしています。
これに対してポーランド国民はウクライナに反発をしています。NATOからの支援が命綱のウクライナとしては、NATO加盟国に反発されることは絶対に避けるべきでしょうし、このポーランド国民の反応は当然予想されるものです。
ゼレンスキー大統領がそれでも言わざるを得ないとすれば、ウクライナ世論対策でしょうか。私たちは勝手にウクライナは一枚岩で、高い士気は永遠に続くと思っていました。しかし冷静に考えるとそんなわけはありません。
本音と建前の中で各国首脳がうまくさばいてくれることを祈るばかりです。ただでさえ経済が弱い欧州が分裂したら、さらに厳しくなりそうです。