12/20(火)の米市場 日銀のサプライズ引き締めで金利高意識も、最近下げ過ぎとして株価反発

ニュース
スポンサーリンク

トピックス

日 金融引き締め

事実上の緩和策の修正。金利変動幅を0.25%から0.5%へ変更。世界的な景気後退を意識させて取引開始時は下げる。市場の予想外の発表となった。

 為替も大きく円高が進む。金利も金融引き締めを意識して上昇。

米 新規住宅着工件数。

 142.7万件と予想の140万件よりはよかったが前月比-0.5%と減少。

 先行指数となる住宅着工許可件数は134.2万件と前月比11.2%減少。

・テスラ マスク氏の懸念

 Twitter社のCEO後任を探しているとの報道で、マスク氏のリーダーシップを懸念して下落。

中国 コロナ死者増

 葬儀場に長い列ができているとの報道あり。死者が急増しているか。

珍しく日本の政策が大きく取り上げられています。金融正常化への第一歩なのでしょうか。

確かにCPIはあがっています。失業率は低いです。あとはそれに伴った賃金の継続的な上昇があるかだけです。

足元では企業が賃上げをする雰囲気です。ただし、構造的に大きく日本のシステムが改善されたりして潜在成長率が上がっているわけではないです。正常化にはよほど気を付けないと景気を大きく後退させる懸念があります。

 

ヒートマップでは広い銘柄で上げています。その中でもエネルギー、素材、金融などが引っ張っています。少し細かく見ていくと、ハイテクでは下げている銘柄も多いですね。

テスラは最高値から1/3になりました。今の下がり方を見るとテスラのビジネスモデルへの信頼感ではなく、マスク氏に夢を託して買っていたようですね。
それでもまだトヨタよりもはるかに時価総額は大きいです。どこまで下げるかはまだわかりません。

・原油

 ドル安から買いが入る。

原油は力強い反転ではないです。

また中国でコロナの死者増との報道があります。短期的には需要の下押し要因となるでしょう。