12/27(月)の米市場 中国のコロナ規制緩和で全体上昇も、インフレ警戒の金利高でハイテクは安い

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トピックス

・中国 コロナ対策緩和

 入国規制の検疫緩和を発表。内需拡大の期待で市場の雰囲気を押し上げる。

・ケースシラー住宅価格指数

 前年比で+8.6%。前月より0.5%減。減速ではあるものの底堅い動き。

・サウスウエスト航空欠航

 寒波による大幅欠航して数日間は1/3にすることにより株価下落。当局も欠航率が高すぎるとして調査する見込み

・テスラ減産

 上海での減産を年明けまで継続すると発表。株価は下落。

全体的には中国コロナ規制緩和に引っ張られる動きですが、副作用のインフレ懸念で金利が上がっています。

 

ヒートマップではハイテク株が下げていることがわかります。金利の上昇の影響を受けています。対してエネルギー株や、消費関連はよい動きです。

NVIDIAが大きく売られていますね。これだけ仮想通貨の信頼性が厳しく言われると、その分のGPUは厳しいのでしょう。

テスラは10%のマイナスと大きく市場の足を引っ張っています。イーロンマスク氏の件もありますが、やはりビジネスモデルに投資家が疑問を持っているのではないでしょうか。

長期投資家としては中国の短期のうごきは注視しなくてよいですが、年末なので、もう少し株価上がって終わってほしいなと思います。

・原油

 中国の需要回復と見て原油高。

中国のニュースが影響力大きいですね。先日までは日銀関連でした。欧米がサプライズがないということでしょう。しかし米投資家が長期で見るべきは米の潜在成長率です。例えば移民数が戻ってこないなどは嫌なニュースです。