4/24くまポン投資状況 インフレ/利上げの中で思うこと

資産運用
スポンサーリンク

今週は-12万円でした。
米国株は円安でが続いているので円換算したときは有利なはずですが、それを超える下落でした。
週の途中まではよかったのですが、FRB議長がアメリカの次回利上げが0.5%を強く意識させる発言で下がってしまいましたね。まだそれは織り込まれていなかったのですね。。。

スポンサーリンク

今週のピックアップ

*ここからの騰落の表記は円貨への変換なしです。

よかった銘柄
VDC(バンガード米国生活必需品セクターETF)+0.43%
私のPFの中でよかったものの話をすると、最近はこの銘柄が続いてしまいます。
S&P500:-2.71%のなかで、+0.43%は非常にありがたいです。

VDCの構成比で13.64%で最大のP&Gが+1.87%となったのが大きな要因です。
好決算を反映しています。ブルームバーグの記事ご参考まで抜粋します。
一言でいうとインフレ下でも値上げをしっかりできる企業は儲かるということですね。

米消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の1-3月(第3四半期)決算では売上高がアナリスト予想を上回った。持続的なコスト上昇への対応を支える格好となっている。

20日のP&G発表によると、1-3月の売上高は一部項目を除いた本業ベースで10%増加。値上げが売上高の拡大につながったほか、出荷高の増加や、高価格商品へのシフトなども比較的度合いは小さいが増収に寄与した。

同社は通期の売上高見通しを引き上げた一方、費用拡大で利益は一段と圧迫されると警告した。エネルギーやプラスチックといったコモディティーのインフレは同社が前回に決算を発表した1月以降に悪化しており、P&Gはコモディティーや貨物、為替に関連した32億ドル(約4090億円)の追加コストを今通期に想定していると明らかにした。これは従来ガイダンスを4億ドル余り上回る。このうちの約半分はコモディティー価格に関連したもので、その多くは4-6月(第4四半期)に影響するという。

インフレ下で利益を上げられそうなセクターはほかにエネルギーや金融があります。
私はエネルギーは化石燃料からの転換期であることを考えると投資はできません。金融はインフレとは全く別の要因として、情報技術によってどんどん儲からないセクターになっていくのではないかと思っています。

悪かった銘柄
IAU(iShares Gold Trust)
 -0.39%
金はPFに組み込んでからまだあまり時間がたっていないので、騰落は勉強中です。
利上げは下落要因になります。他の資産の金利がよくなるのに、金利のつかない金は持っていると損という考えですね。
戦争は上昇要因になります。有事の金という考え方ですね。
今週はFRBの次回利上げのトピックスが駆け巡ったので、差し引きでマイナスということでしょうか。
しかし今後のウクライナ・ロシアや中国の不透明さを考えると、金は捨てがたいところはあります。

中国では上海のコロナ封じこめがうまくいっていません。
上海は中国の最大都市であり、習近平が他の派閥から勝ち取った場所であり、近代中国の様々な事件の発祥地です。「魔都」とまで言われた街です。今後「何か」が起こる可能性は高まっているのではないかと思います。

今後について

基本に戻ってVOO(バンガードS&P500 ETF)の買い増しの方針です。どのセクターが今後よいか難しい局面でもありますので。
金ETFももう少し購入してもよいかなと思っています。

国内株はインフレ下で値上げをガンガン通している企業があれば面白いなとは思います。
ただし、日本全体ではそうでないですし、成長力にも疑問を持っていますので、TOPIXなどの投資信託・ETFを購入する気にはなれません。