今週は-17万円でした。
悶々とした日が続きますね。
たまには「+100万円!」と書いてみたいですが、しばらくは難しいかもしれませんね。
今週のピックアップ
*ここからの騰落の表記は円貨への変換なしです。
市場トピックス
・FRB 0.5%の利上げ決定。0.75%の利上げは検討していない。
・米雇用統計
農業分野以外の就業者 予測:+38万人→結果:+42.8万人
失業率 3月:3.6%→4月:3.6%
この辺りは予想から大きくずれてはいないのでおどろきはないですね。
米では5/11 消費者物価指数、5/12生産者物価指数の発表があります。
さすがに前月と同程度との見込みですが、これが大きくずれると荒れそうです。
また、中国の統計も様々発表されていますが、基本的には信用できないと考えています。
秋の共産党大会まではよくない数字は出せないと思いますので。
感覚的に上海や北京が封鎖されたらどれだけまずいかということを想像した方が実態に近いのではないでしょうか。
よかった銘柄
三井物産 +7.80%
先週に引き続きアメリカが株、債券、金が全滅でした。
そのようななかで私のPFの中では、決算が良かった三井物産がよく値上がりしてくれました。
一時三菱商事や伊藤忠商事に比べて出遅れていたのですが、伝統的な資源の強さはインフレ局面だとありがたいです。
ただし商社株は今後カントリーリスクをもろに受けると思います。
ロシア資源関連も大きく減損を強いられるのではないでしょうか。
中国も非常にリスクが高まっています。財政的な意味でも、政権運営のためにも中央政府も地方政府もなりふり構わずに海外企業に不利な強硬策を売ってくるかもしれません。
途上国も利上げ、ドル高で厳しくなってくるでしょう。
これから買い増しは厳しいかもしれません。
悪かった銘柄
VCR(一般消費財セクター) -2.94%
一番高かった時からは30%近く下がっています。
引き続きAmazonが厳しいです。
決算発表では「ネット通販はインフレとサプライチェーンの混乱への対応が課題」とのことでした。
AWSは引き続き好調とのことですが私は転換点があると思います。電力などの問題からサーバーを今後もこれまでと同じような割合で増設はできないのではないでしょうか。
Amazon含めて各メーカーで対処すると思いますが、その時にAmazonが勝ち組になれるかはわかりません。
Amazon以外の企業も先行きが厳しいですね。
それ以外の構成銘柄だとテスラ、ホームデポ、マクドナルド、ナイキ、ロウズ、スターバックス・・・。
アメリカ、中国ともに景気の悪化は避けられません。
どうしても個人消費はもりあがらないでしょう。
今後について
原則としてのアメリカ株の優位性は崩れていないと信じてS&P500を買い増していくつもりです。
ただこれまでやらなかった投資を少しだけして、アンテナを広げることも大切かと考えています。
アメリカ金融政策や、ロシア・中国の状況が大きく変わっている中で今のままで続けてもよいのか疑問を持っています。
インド株、東南アジア株、REITなどでしょうか。
日本の企業も、いまだに競争力のある素材関連の企業は面白い可能性はあります。
企業自体が変わらないと長続きしないので、期待も込めてですが。