先週に比べて15万円ほど総額がアップしていますが、先週ミスがありました。
申し訳ありません!!
実際には10万円程度のマイナスだと思います。
S&P500株と債券
S&P500のセクター別状況です。
一目見たときに、みごとにハイテクが悪いですね。
逆にハイテク以外はかなり健闘しているようにも見えます。

これを見るとやはりハイテクが悪いです。
・S&P 500:-2.43%
・NASDAQ:-4.57%
但し、債券が下げ止まっています。
・BND(バンガード・トータル債券市場ETF):+1.57%
・VCLT(バンガード長期社債ETF):+1.83%
債券と株が別の動きをすることでリスクヘッジになりました。
最近の需給環境で同じように動いていく傾向からすると逆に新鮮です。
債券が上がったのは下記のような状況でしょうか。
①ほかに買うものがなくて買ったという需給の問題
②景気悪化でこれまでの見込みほど利上げ・QTができないと思われた。
②が理由であるなら、ハイテク株が下がったのは経営・市場環境の問題からでしょうか。
今PERは24.44だそうです。
過去の統計で考えるとかなり常識的な数値になってきています。
債券に話を戻しますとどのような理由であれ下げ止まりが見えるのであれば買い場です。
米ハイテク株について
ソフト・ハード混ぜてしまいますが、ハイテクは様々な要素があります。
・AIで世界全体の効率化、技術高度化
・データをこれまでのように取れなくなる規制が出ている
・半導体が好調継続(データセンター増設継続、高速通信化)
・デバイスの売れ行きの減速
長期的にはAIの効果に引っ張られて、ハイテク産業は伸びていくと思っています。
ただ、例えば配車アプリがいろいろな国で米企業がローカル化苦戦しているものもあります。
世界で勝者総どりでないことも多そうですので、その部分は今後変わってくるかもしれません。
ただ、レバレッジを懸けたような商品は非常に厳しくなるかなと思います。
市場の価格要因としてプラスマイナスの要素が両方とも大きいです。
先に挙げたことに加えて金融政策もあります。
上下振れ幅が大きくなったとき、その日毎の変動にレバレッジをかけていると、その上下動の損失が非常に大きくなります。
これは強烈にマイナスのポイントになりかねません。
今後のくまポンの投資
特に変わりはなく、S&P500を中心に米株を買い増していきます。
個人的にはAIの未来を信じてはいるのですが、ハイテク株は不確実性が多すぎてなかなか手を出しづらいですね。
当面はVDC(バンガード米国生活必需品セクターETF)のようなものの割合が高くなるかもしれません。
債券買い増しはもう少し悩みます。
インドETFはもう少し様子を見ながら買い増しを検討します。